「１９８０（いちきゅうはちまる）」の由来
1981年、国際障害者年がスタートし、1992年、国連「障害者の十年」最終年で幕を引きました。けれど、重症心身障害児・者やその親の方たちにとっては、真の改革がなされたとは思えませんでした。1980年のまま・・・夜明け前なのですそんな思いをこめて、「１９８０」（呼び名：いちきゅうはちまる）としました。
「１９８０」の理念と方針
■理念
～すべての人に社会的自立を～
誰もが人としての尊厳が守られ、社会の一員として共に暮らしていくこと ができる社会を目指します。
■基本方針
重い障害を持った人たちの存在そのものが社会を変えていけるよう創意工夫し、その中で職員含め関わる人たち一人ひとりが、一市民として成熟し、自立した存在となることを通じ、誰もが暮らしやすい社会を目指します。
★一人ひとりの社会的自立を目指します
それぞれのライフステージにおいて、適切な支援が行き届く社会を目指し、それぞれに必要な支援を工夫、創造します。そして、誰もが一人の人として社会の中で尊重されることを目指します。
★一人ひとりの生きる力を育みます
共に集う中で、できる限りの身辺自立、身体機能の維持及び健康の増進を図ります。また、共に学びあう中で、その人らしくあるために、意思･意欲･コミュニケーション手段等を育み、その人にあった形での心の自立を目指します。
★一人ひとりの社会的役割を模索します
適切な配慮、創意工夫により、その人の存在そのもので、その人にしかできない方法で社会の一員としての役割を模索していきます。